人工知能(AI) ロボット ディープラーニング

【AI 人工知能 ロボット】どう評価する?一見怠けているけど結果を出す社員

2017-06-01 08:30:04


■ 仕事の「コアの部分」が見えなくなった

 「第4次産業革命」といわれるいま、生産現場やオフィス、店舗などあらゆるところへロボットやAI(人工知能)の導入が急速に進み、単純作業はもとより、管理的な業務や専門的な仕事まで人間に取って代わろうとしている。雇用や能力開発、働き方に大きな影響を与えることはいうまでもない。

 そしてもう1つ、マネジメントに与える大きな影響がある。

 それは、これまで当たり前のように行われてきた人事評価や勤怠管理が意味をなさなくなるということだ。

 IT(情報通信技術)の発達により、肉体労働だろうと事務作業だろうとパターン化できる仕事、すなわちインプットとアウトプットの関係が認識できる仕事は次々と機械やコンピュータに置き換わっていった。IoTやAIがさらに普及すれば、人間の出番はますます少なくなる。

 ただ逆にいうと、パターン化ができない仕事はなかなか代替されないということである。たとえばアイデアや勘、ひらめきが生まれるメカニズム、想像や感性による仕事などはパターン化が困難である。なぜなら、インプットとアウトプットの間に介在する重要なプロセスが人間の頭の中にあるからだ。人間の頭はいわゆるブラックボックスであり、そのメカニズムを正しく理解することはではない。だからこそ機械やコンピュータで代替できないわけである。



■ 「コンピテンシー」も無意味に

 これまで人事評価にしても勤怠管理にしても、仕事のプロセスが見えることを前提にしてきた。だからこそ働きぶりを評価し、勤務時間や勤務態度を管理することに意味があったのである。

 ところが仕事の重要なプロセスが頭の中にあって見えない以上、それを評価することも管理することもできない。職場でボーッとしているようでも頭の中はフル回転で思考をめぐらせているかもしれないし、逆に見た目はがんばっているようでも頭の中では妄想にふけっているかもしれない。

 また仕事のアイデアは職場にいるときに湧くとはかぎらず、散歩中や入浴中に湧くこともよくある。とくに大部屋で仕切りのない日本のオフィスは、雑用や事務作業には適していても、クリエイティブな仕事には向かない。むしろ物理的、制度的な制約の少ない職場外のほうが、生産的な活動に適しているともいえよう。

 したがって表面に出た態度や行動を評価し、働く時間や場所で管理しても意味はないのである。それどころか評価・管理されていることを意識すると仕事に集中できず、かえってパフォーマンスが下がる場合がある。

 その意味では一時はやった「行動評価」や「コンピテンシー」、すなわちハイパフォーマーに共通する行動特性を抽出して評価や育成の基準に用いるという方法も、やはり有効性に限界があるといわざるを得ない。

 頭の中で行われている重要な仕事のプロセスが見えない以上、表面に出た行動だけを評価したり、まねたりしても無意味だからである。

■ 評価も管理もしないという新潮流

 では、どうすればよいか? 

コメント数 10 *複数のAPIを使いコメント保存しています。

comv 2017-06-01 07:58:10

日本でのこれの厄介なところは、結果で評価するにしても余裕でこなしているように見える人のところには、不器用で要領の悪い社員の分まで仕事量が回され追加されていくという、上司の個々人の報酬に見合う適量を考えずに、いるだけの人員でこなすことしか考えない安直さにあるわけで、これが常態化して結局は、時間にとらわれないと言いつつ時間に収まらない量まで詰め込んでパンクすることになるんだよね~
仕事を再配マネージメントする、上司の思考や評価基準から変えていかないとだめなんだよね。


フーテンの教職人 2017-06-01 08:04:21

周りに良い影響を与えているか、悪い影響を与えているかにもよる!


a******* 2017-06-01 08:05:18

結果だけを見るクズ会社なんていくらでもある。政府もそうだし。
それで結果を出してる社員に何の文句があるの?
怠けているって、残業しないとかそういう意味合いなのでは。


少し優しくなった好き勝手やる夫 2017-06-01 08:10:29

結果を出すグータラ社員、結果を出せない生真面目社員

さあどっち?


yuu***** 2017-06-01 08:16:52

上を伸ばすか底上げするかの違い
昔の日本はみんなで頑張る底上げ方式、年功序列の終身雇用
経済が行き詰って欧米の実力主義を取り入れて上を伸ばす方式に転換を図った。
実力主義で行くなら結果を評価し、結果の出せないものは切らないといけない
今の日本は双方の悪い所が出てる。評価も出来ないし切る事も出来ない
極端な円高で労働コストが上昇したから行き詰ったが、年功序列の終身雇用はいい制度だったと思う


cof***** 2017-06-01 08:39:06

日本の人事評価は、能力向上を目的としたものではなく、基本給を下げる(上げさせない)事を目的として作られたものなので、米国の能力評価とは根本的に違う。
それを踏まえて、今後意味が無くなるものかどうかを考えては如何か?


mis***** 2017-06-01 09:04:28

これが評価できない、そしてもっと利用できないなら働き方改革なんてやめた方がいいわ。
働く側も対して評価されないことわかってるから、あるタイミングになったら勝手に出て行っちゃうよ。


anteiku 2017-06-01 09:54:35

日本の企業はいまだに
「時間一杯まで死にそうな顔で働いてないと納得しない」上司が大半だからこんな話題が出る。


u***** 2017-06-01 16:46:35

評価しようにも上司には知識がないので、全ての事柄を数値化して数字を判断するだけにしてあげないと評価できないという無能ぶり。


y_t***** 2017-06-01 19:21:20

結果が全てだ。
一見怠けていようが結果さえ出せばいい。
注文を付けるとすれば、”目立たないように上手に怠けてくれ。”






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