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【総務省 消費者物価指数】失業率22年ぶり2%台 雇用回復も非正規中心 家計支出低迷「悪い物価上昇」

2017-04-01 08:40:00


 2月の経済統計が31日、出そろった。完全失業率が平成6年12月以来、22年2カ月ぶりに2%台に改善、全国消費者物価指数も1年10カ月ぶりの水準に上昇した。ただ、雇用の回復は非正規が中心で、原油高要因を除く物価の基調は弱い。家計支出の低迷は続いており、賃金上昇を伴わない「悪い物価上昇」が常態化する懸念も高まる。(西村利也)

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 総務省が発表した2月の完全失業率(季節調整値)は、前月比0・2ポイント低下の2・8%で、2カ月連続で改善。求職者1人当たりの求人数を示す有効求人倍率も前月と同じ1・43倍で、バブル末期の3年7月以来の高水準を維持した。

 だが、2月の非正規労働者数は2005万人で、労働者の37・1%を占める。完全失業率が2%台だった22年前と比べると正社員は400万人減少する一方、非正規は1千万人増加。正社員化や賃上げなど非正規雇用の改善が見えにくい。

 総務省が発表した全国消費者物価指数(生鮮食品を除く)は、前年同月と比べて0・2%上昇の99・6で、2カ月連続のプラス。ただ、品目別では灯油が29・8%、ガソリンが15・8%それぞれ上昇するなど、エネルギー価格の高騰が顕著だ。

 物価上昇による消費減退の動きも目立つ。総務省によると、2月の1世帯当たりの消費支出は、物価変動を除いた実質で前年同月比3・8%減少。ガソリン支出や自動車購入が減り「交通・通信」は7・4%減った。同省は昨年2月がうるう年で1日多い影響があると分析するものの、消費の基調判断は「弱い動きが見られる」と据え置いた。

 賃上げや非正規雇用の改善が進まず、ガソリンなどの身近なモノの値段が上がれば、さらに消費者の節約志向が高まる可能性は根強い。

 既に今年の春闘では自動車大手などでもベースアップ(ベア)の上昇幅が前年を下回る企業が相次いだ。日銀が掲げる2%の物価上昇目標の達成は、賃金や消費の拡大に支えられる「良い物価上昇」が基盤となるだけに、「悪い物価上昇」の抑制が課題となる。

コメント数 11 *複数のAPIを使いコメント保存しています。

min***** 2017-04-01 07:59:18

わかりやすい、題名ありがとうございます。
今後もこのような形で報道してくれると大変助かります。
よろしく御願い致します。


fox 2017-04-01 08:08:39

安全保障と並んで日本が抱える大きな問題
緊縮財政が生む国家衰退


aju***** 2017-04-01 08:08:48

それだけの人達が賞与もないのに公務員ばかり優遇するのか
ギリシャ以下の国だ


goo*** 2017-04-01 08:24:02

それでも‥アベノミクスは成功しているらしい。


nl0***** 2017-04-01 08:28:17

アベノミクスは悪い物価上昇の原因ということだな


ycc***** 2017-04-01 08:31:45

日本は年々貧しくなってるよ


∗∗∗∗∗∗∗∗∗ 2017-04-01 08:42:22

世の中まだまだ不景気ですな


あかんたれ 2017-04-01 08:47:15

安倍や黒田の物価上昇の目標に「良い」「悪い」は関係無いんだろうな。
とにかく物価が上がればいいんたから。


hgj*****普通のおじさん 2017-04-01 09:08:11

非正規の時給は上がった


pow***** 2017-04-01 09:15:31

悪いのは非正規ばかり増やす企業


2017-04-01 23:37:41

非正規などという制度が
社会を壊したね。

現代版の身分制度だ。






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