三菱東京UFJ銀行 三菱UFJフィナンシャル・グループ 投資信託

【三菱UFJフィナンシャル・グループ 劣後債】三菱UFJが投資信託で「詐欺商法」——ルール無用の荒稼ぎで「顧客大損」

2017-02-01 17:00:02


「元本割れのリスクはほとんどないようなことを言って売りつけておきながらあっさりと元本割れ。そのうえ含み損が出ているからと言ってしきりと新たな商品への乗り換えを勧める。もう頭に来ちゃって。信用できないから覚悟を決めて解約して損切りしました。そしたらちゃっかり解約手数料まで取られて。大損ですよ」。その投資信託を購入した顧客の一人が怒りをぶつける。
 グローバル金融機関ハイブリッド証券ファンド—。三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)傘下の資産運用会社、三菱UFJ国際投信が設定した単位型投信(運用期間中の追加購入ができない投信)で、グローバルに事業を展開する金融機関が発行する優先出資証券や永久劣後債などのハイブリッド証券を主対象に投資する。そしてこれを二〇一三年以降、個人顧客などに売りまくって手数料を荒稼ぎしてきたのが三菱東京UFJ銀行(BTMU)だ。
 世は空前ともいえる超低金利。普通社債などで運用する投信と比べて配当や利回りの高いこの投信は人気を呼び、トップバンクとしての絶大な信用力もテコになり、「バカ売れした」(MUFG関係者)とされている。


現場は一時「パニック状態」

 ところが昨年十一月、マーケットでちょっとした“事件”が発生する。英スタンダードチャータード銀行(SCB)が、今年一月に予定されていた〇六年発行の米ドル建て永久劣後債(七・五億ドル)の第一回期限前償還を見送り、十年先の二七年一月まで先延ばしすると発表したのだ。
「永久」とはいっても、一定期間内に償還されないと投資家にとってはきわめて妙味が薄くなる。そこで債券市場ではあらかじめ任意の償還日を決め、最初の任意償還日に償還して、その償還分を新たに発行し直すことが慣行となっている。いわば「暗黙のルール」(機関投資家筋)だ。それが公然と反故にされただけに市場は騒然。この劣後債の価格は一気に一四%強も下落し、仏クレディ・アグリコルや英ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド・グループなどが発行した類似の債券にも連想売りが広がった。これに慌てたのがBTMUだ。運用期間(三年半)中に期限前償還されることを前提に、売り出した一連の投信十一本にこのSCB債をそれぞれ三・〇~八・七%の比率で組み入れていたのだからたまらない。SCB債の下落につられる形で当然のことながらこれら投信の基準価格も急落。担当セクションや全国の支店にはいきなり含み損を抱えるハメになった顧客からの苦情や問い合わせなどが殺到し、現場は一時、「パニック状態」(前出のMUFG関係者)に陥ったという。
 無論、BTMUとて期限前償還されないリスクを認識していなかったわけではなかろう。
「一般的にハイブリッド証券には繰り上げ償還(コール)条項が付与されており、この繰り上げ償還の実施は発行体が決定することになっています。繰り上げ償還されることを前提として取引されている証券もあり、これらの証券が市場で予想されていた期日に償還が実施されない場合、あるいは実施されないと見込まれる場合、また市場で予想されていた期日以前に償還される場合には当該証券の価格が大きく下落することがあります」
 購入顧客に交付した書面にはこんな内容のリスク情報が記載されているからだ。だが、記載されてはいても販売の現場にこうしたリスクをどこまでリスクとして認識させ、顧客に対して注意喚起を促すよう指示していたのかは疑問だ。実際、冒頭と別の顧客は「強調されたのは利回りや配当の優位性ばかり。為替変動や信用リスクなどへの言及はあったが、期限前償還云々なんて話は一切聞かされた記憶がない」と振り返る。
「『暗黙のルール』は市場の掟。これに背けば発行体企業はまさに裏切り者扱いで、次に社債を発行する時の調達金利が跳ね上がる。だからこそ発行体はルールを守ろうとしてきたし、ルールがルールとして機能してきた。まさかそれが破られるなんてことはほとんど考えてもいなかった」。BTMU関係者の一人はこう言って“想定外”を繰り返すが、だからといって顧客への説明をなおざりにしていい理由にはなるまい。
 それに市場と約束した期限前償還が見送られた前例は確かに少ないが、「決して異例中の異例というわけではない」(日本生命保険幹部)。〇九年一月にはドイツ銀行が償還見送りを表明しているし、ほかならぬ邦銀でも同四月、みずほFGが〇四年に海外で発行して富裕層向けに販売した十五億ドルの永久劣後債(利率八・三七五%)の初回償還を見送った。〇八年九月に起こったリーマンショックの影響で債券の新規発行コストが大幅に上昇。償還分を再発行すれば調達金利が年一〇%を超える恐れがあったためだ。さらに一一年一月には新生銀行も〇六年二月発行のユーロ建て劣後債(発行額十億ユーロ)の償還を見送っている。

コメント数 14 *複数のAPIを使いコメント保存しています。

sas***** 2017-02-01 15:27:00

今も昔も金貸しはヤクザ以下の仕事です。


sat***** 2017-02-01 15:54:30

その昔、三菱銀行が変額保険を売りまくって荒稼ぎした事案をほうふつさせますねw合併して日本一の銀行になっても、その体質は変わっていないということです。
そういえば私の母もITバブルの頃に似たような投信購入して2度おいしい思いしていたので3度目を購入したら同様のことがおき、損失出していたことがありました。
こうゆう商品は本来成功報酬みたいな感じで手数料を計算すべきだと常々思っています。
信託して損失出して信託手数料などを取られるのはおかしいでしょw
今のシステムは損失がでようが利益がでようが、集めたら集めただけ利益になるシステム・・・。投資に絶対がない以上、自己責任はどこまでも付きまといますが、銀行側からのセールスによっての契約は上記の方法を取るべきでしょうね。損失がでたら信託手数料や解約手数料はもらえない仕組み・・。


kur***** 2017-02-01 16:12:01

UFJなら、と投資してる人も多いだろうに〜


gro***** 2017-02-01 16:23:28

そもそも、投信の組み入れ社債特有のリスクをしっかり説明出来る現場の銀行員なんて極小でしょうからね、、、
説明しなかったのではなく、理解してなかった営業の方が多そう。


n_t***** 2017-02-01 16:39:41

銀行が売る投資商品は手数料が高くて詐欺同然。自分で商品選べない人は国債か定期預金がいいですよ。


***** 2017-02-01 16:43:23

金融機関も株屋も同じ、これ常識


************ 2017-02-01 17:09:13

株屋も金融機関です。


***** 2017-02-01 23:26:31

www

その通り


rig***** 2017-02-01 16:46:14

銀行で進められる投信、保険はハイリスクのものが多い。
手数料がよほど良いのか頻りに進めてくる。
説明する担当者自体、商品の事を理解していない様な感じにもかかわらず…


************ 2017-02-01 16:57:31

ハイブリッド証券でしょ…。

根本的には、該当投資を設定・運用している委託会社が販売会社にリスクを説明しないと…。

ハイブリッド証券でしょ…。


kur***** 2017-02-01 17:02:44

保険や投資信託など、銀行が売りつけてくる金融商品は絶対に買ってはいけないって、常識だと思うんだけどなあ。


123456789 2017-02-01 17:16:06

自分の知識のないことを棚にあげて、償還される筈、だの 暗黙の了解、だのを振りかざし、こんな商品を販売するなんておかしい!と 自分が正しいと主張するのは頭が悪すぎる。
一番大事なのは、MUFGが説明していないことを立証する事
そこを曖昧にしてこんな記事は意味がない。


sei***** 2017-02-02 09:11:02

投資信託だけはやめておけ


poiuy 2017-02-02 11:20:09

べつに驚くことではない。大手の銀行や証券会社はみんな顧客をだまして儲けてるんだから。






関連記事




BTSメンバー、交通事故で謝罪=韓国(時事通信)
コメント数 20   2019-11-04 22:00:00









コメント数 ランキング












新着ログ