悪性リンパ腫 白血病 肝臓がん

【週刊新潮】白血病・悪性リンパ腫に「キメラ抗原受容体」 寛解率100%の例も

2017-01-01 07:40:02


 遺伝子操作で免疫細胞に組み込まれた人工のアンテナ。これががん特有の抗原を捉えると、免疫細胞はみるみる増殖して兵力アップ、がん細胞を次々と攻撃し始める。白血病や悪性リンパ腫に効果をもたらす「キメラ抗原受容体」免疫遺伝子療法は、英語の頭文字をとり、「CAR—T細胞療法」と呼ばれる。メガファーマやベンチャーがこぞって開発競争に参戦。熾烈極まる“CARレース”の行方は——。

 ***

「なぜ、うちの子にこんな酷いことが起きているのか」

 父親は不条理に怒り、母親は涙に暮れた。

 10月4日付ワシントン・ポストによると、8歳の少女、アバ・クリスチャンソンは4歳の時から急性リンパ性白血病(ALL)に苦しんできた。抗がん剤治療で一時は回復したが、すぐに効果がなくなる。妹から骨髄移植を受けるも体調は悪化の一途を辿り、半年でがんが再発した。もうこれ以上、治療法がない。一家は絶望に打ちひしがれたが、そこに一条の光が差した。CAR─T細胞療法と出会ったのだ。

〈昨年4月、治療を受けたアバは素早く回復。サマースクールに通い、ソーセージパンの作り方を覚え、自分の料理本も作った〉(同紙)

 その後、再発の憂き目に遭ったが、今年7月、新たな抗原をターゲットにしたCAR─T細胞療法を再び受けた。本来なら標準治療の効果が薄くなって数カ月から半年で多くの患者が死亡するところ、今も元気に学校に通っているという。

「この白血病に対する治療法では、リンパ球の一種であるB細胞に特異的に発現するCD19という抗原が標的に選ばれました。B細胞は血液やリンパ組織だけに存在するので、他の組織が攻撃される心配はありません」

 と解説するのは、この治療に詳しい東京大学医科学研究所の小澤敬也病院長だ。

「まず白血病患者から、免疫細胞の一つ、T細胞を採血で取り出します。その表面に遺伝子操作で、CD19を認識するキメラ抗原受容体(CAR)を発現させます。このCAR─T細胞を培養して大量に増やし、再び患者の体内に戻します。その結果、CAR─T細胞がCD19陽性の白血病細胞を効率よく死滅させるのです」

コメント数 17 *複数のAPIを使いコメント保存しています。

でんでこでん 2017-01-01 07:24:33

誰にでも、何にでも効く魔法の治療みたいな書き方? なぜ誰もこのての記事を信じないのか?


いちもつ 2017-01-01 07:27:52

数年前に大事な仲間が白血病で亡くなりました。
28歳の女の子です。
こういう記事を読むと感無量になります。
研究者のみなさんの更なる成功を期待してやみません。


天下のご意見番 2017-01-01 07:36:04

次は費用との戦いだな


ash***** 2017-01-01 07:39:48

CAR-T療法は日本でも臨床試験を行なっているはずです。
完全寛解=根治ではないので再発もあるでしょうし、それなりの副作用やリスクもあり、設備等の問題もあるんで、夢の治療法、とまではいかないかもしれません。日本でもいい結果がでて、ALLの予後が改善されるといいですね。


haj***** 2017-01-01 08:54:20

ガンは定義からカンカイと言うだけで治療次第で根治できる時代になるんでしょうね。


abs***** 2017-01-01 09:09:08

全ての抗原に効くわけではないのでは。
CD19の話があったが、CD20の治療法は、
確立されてきたが、CD5は、ほとんど治療法が無い。
寛解率100%と煽るのはいいが、再発率は、どうかなど
課題があるのでは。すべてとは言えないと思うが、ほとんど
の抗体に効くような治療法の研究・開発を願う。


ash***** 2017-01-01 09:57:07

CD19やCD20はB細胞に発現している抗原で、CD5はCLLなど一部のB細胞性リンパ腫/白血病やT細胞に発現している抗原です。CD5に対する分子標的薬はないですし、確かにCD5陽性B細胞性リンパ腫は予後が悪いですが、治療法がないわけではないです。基本的にはCD20を発現していますし、抗がん剤もある程度は効きますからね。


ejamtpgjtktwujnjwj 2017-01-01 10:27:04

新年明けましておめでとうございます。
世界中が平穏であることを祈ります。
す晴らしい!
苦しまれてる方たちへの希望の矢となって欲しいです。


kam***** 2017-01-01 11:00:39

抗がん剤や放射線よりは期待大だな。


闇野 扇 2017-01-01 14:43:22

期待できそうな画期的な治療法が、次々と出てきますね。

「凍結療法」、「光線免疫療法」、ゲノム解析による
プレシジョンメディシンなどの効果は高くても副作用の少ない治療法が
早く誰もが安価に使えるようになって欲しいです。

従来の抗がん剤の副作用が強い事でがん治療そのものを否定したり、
「放置」をひたすら勧めるだけのセカンドオピニオン外来、
挙句のはてに「がん」そのものの存在を否定する現実逃避的な
考え方をする人もいますが、

自分自身や大切な人が「がん」になった時にその様な対応を
取り続ける事ができるのでしょうか?

私自身は、このような治療法に出会えるように情報収集に努め
このような治療法の選択肢を少しでも増やせるように
早期発見出来るように検診も怠らないようにしたいですね。


闇野 扇 2017-01-01 21:16:59

それから、私自身は諦めが悪い小心者ですので、後からあの時
こうしておけば良かったと後悔したくないと言うのが本音です。

別に現代医療や標準療法にこだわるつもりは有りません。
神社の御札で治るのならそれも有りです。

ただ、早期のがんでなければ、その時点で最良の治療法、医師を
さがす時間的余裕もなくなります。

ステージ4で見つかって後は放置か気休めで抗がん剤を入れますか
と言われても納得いきませんよね。


闇の騎士ダークナイト 2017-01-02 09:12:53

*このコメントは削除されました。


闇の騎士ダークナイト 2017-01-02 09:15:13

*このコメントは削除されました。


偽物注意みんなのマリオ(^^)/ 2017-01-01 21:10:27

ますます生存率が高まる。
良いことだ。


なりすまされた猫叉 2017-01-01 21:30:19

年の始まりに相応しいニュースだと思います(^^)


なりすまされた猫叉 2017-01-01 21:27:50

医学って、たとえ0.1歩でも進歩は進歩だから、喜ばしいと思います


odyssey 2017-01-02 15:19:05

>日進月歩で進むがん治療?

がんなんて食べものが悪いから発生するだけ。






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