パワードスーツ ロボット ERICA(人型ロボット)

【ルンバ ロボット掃除機】下着感覚で装着! 米国発「ロボットスーツ」

2017-01-01 09:30:02


 「ロボットスーツ」と聞けば、全身を覆う仰々しいガンダムのような装置を思い浮かべるかもしれない。だが米国シリコンバレーのベンチャー、「スーパーフレックス」が開発中の製品は、まるで下着のように着用できるスーツだ。この記事の写真を見る まだ開発中のため実物は公開されていないが、繊維を縫い合わせてできており、軽量で薄くしている。首から膝のあたりまでつながった下着のような見た目だ。この上に通常の衣服を着ることができるという。

■高齢者や肉体労働者の需要を見込む

 体の動きを感知するセンサーと、それに合わせて駆動する極小のモーターが内蔵されており、着ているだけで筋肉の動きを助ける。座っているときは背中を支えて姿勢を正し、椅子などから起き上がるときや立った状態、動いているときは背中に加えて腰や臀部の筋肉を補助する。

 主に足腰の弱った高齢者層やリハビリでの需要を見込む。倉庫や建設現場などでの肉体労働の改善に向けた活用も見据える。「足腰が不自由な人は杖や歩行器、車いすといったものを使わなければならない。ただ器具を使っているのを見られたくない人は多い。そうした人々に目立たない補助を提供したい」。スーパーフレックスの創業者でありCEOのリッチ・マホニー氏は、スーツの開発目的をこう表現する。

 「強調したいのは、これは(ロボットスーツではなく)パワードクロージングだということ」(マホニー氏)。日本語に訳せば「電動衣服」といったところだろうか。センサーやモーターなどウェアラブルデバイスとしての特徴は持ちつつ、基本的には衣服だととらえて開発をしているのだという。

 実際設計を担当する部署のトップは、機械系のエンジニアではなく、テキスタイルやファッションのデザイナーだ。「まず衣服としてのデザインを考え、その後に部品を組み込むという進め方だ」(マホニー氏)。


まずは日本と米国で展開へ

 スーパーフレックスは米国の研究機関SRIインターナショナルから2015年に分離独立したばかり。2016年12月21日には日本のベンチャーキャピタル、グローバル・ブレインなどの出資により、960万ドル(約11億円)を調達したことを発表した。

■日本でも本格的に事業展開へ

 今後は米国と日本を軸に事業展開を本格化させる。2017年の前半には日本法人を立ち上げたうえで「2018年には製品を市場投入したい」とマホニー氏は意気込む。目下、日本での事業責任者の採用を進めているという。

 スーパーフレックスの技術開発は、米軍の研究から始まっている。米国防総省には最新の軍事技術開発を担うDARPA(国防高等研究計画局)とよばれる部局がある。実はこれまでに、多くの著名な技術がこのDARPAのプロジェクトから生まれている。古くはインターネットがそうだ。最近では米アップルがiPhoneに搭載している人工知能「Siri」、米アイロボットのロボット掃除機「ルンバ」などがそうだ。

 そのDARPAのプロジェクトの一つに、「ウォーリアー・ウェブ」(直訳すると、兵士のくもの巣)と呼ばれるものがあった。戦場で日々50キログラム近い荷物を背負う兵士の環境を改善すべく、くもの巣のように繊維を体に張り巡らしたロボットスーツの開発を目指したプロジェクトだ。

 当時SRIインターナショナルにあったマホニー氏らのチームは、このプロジェクトの下でDARPAの支援を受けながら軽量なモーターやアクチュエーターの開発を進めていた。

 開発を進めながらベンチャーキャピタルの投資家と話をするうちに、とりわけ高齢者の市場で需要がありそうだとわかってきた。商用化のための開発に集中するため、マホニー氏は1年ほど前にSRIを去り、スーパーフレックスを立ち上げたのだった。

 他のDARPA発の技術と同様に、スーパーフレックスも、人間を支援するロボットスーツとして世界のスタンダードになれるか。今回の増資で、ようやく本格的な挑戦が始まる。

 (撮影:風間仁一郎)

コメント数 10 *複数のAPIを使いコメント保存しています。

あたし新聞 2017-01-01 09:10:09

せめて、
出来上がって、写真が撮れるように成ってから記事にしろょ(笑)


hrh***** 2017-01-01 09:17:35

日本でも、北大のベンチャー企業でこれと似たものを売り出している


ネコストップ 2017-01-01 09:18:18

これみんな欲しがるだろう。いくらするのかも記事にしたほうがいい。それで販売予定はいつか。世界中で需要増は間違いないので大量生産で雇用増大だ。


msa***** 2017-01-01 09:43:07

『首から膝のあたりまでつながった下着のような見た目』って事は、胴体部分の姿勢補助だけの機能でしょ?
寝たきりの人が寝返り出来るかどうかって程度の機能だよね。
体幹の補助だから確かに「ロボットスーツ」だけど…、体幹だけ機能アップ程度では需要少ないんじゃないの?
肉体労働者や足腰の弱った高齢者層やリハビリの需要を見込もうにも…
荷重は「ロボットスーツ」の無い手足で受けるから腕力や脚力が向上してないし…、膝や肘の関節固定も出来ないし…、中途半端じゃない?
体幹補助だけでも身体能力のトータルは上昇するけど…、せいぜい数パーセント程度で劇的な変化は無いんじゃない?


ang***** 2017-01-01 09:44:49

介護者ではなく被介護者の筋肉アシストが主眼の様だが、歩行ともなれば
全身のバランス制御や骨の強さなど様々な要因が多いでしょうか。。

将来的には期待できるにせよ、2018年度に発売と言われる商品で高齢者用の多くの制御が盛り込めるのか疑問に感じます。。


vap***** 2017-01-01 09:46:13

こういうのが軍事化とか悪用されて、テロリストなんかが使い始めたらどうしたらいいんだろう


いろり 2017-01-01 10:11:17

最終進化形態はアンドロイドと人間の融合なんだろうな。


ko_***** 2017-01-01 10:33:17

マルジェラのように
紙袋を被るのがさらにいいんじゃないかな


sak***** 2017-01-01 10:43:33

メタルギアだ!


the***** 2017-01-01 11:21:58

サイバーダインのHALより良さそうですね。






関連記事












コメント数 ランキング












新着ログ