【鹿島アントラーズ 監督】2017年はこの人物に注目！　サッカー界を動かす30人のキーパーソン[日本編／30～21位]

2017-01-01 12:40:02

　例年通り、サッカー界にも多くの出来事が起きた2016年も終わり、新たな1年が始まった。それでは、2017年のサッカー界は誰が動かしていくのだろうか。注目すべきキーパーソンを紹介していこう。今回は【日本編／30～21位】をお届けする。【動画】松木安太郎氏に禁断の直撃！ 今明かされる名解説の真実！










コンサドーレ札幌への期限付き移籍が決まったチャナティップ・ソングラシン【写真：Getty Images】





札幌加入が決まった“タイのメッシ”

30位:チャナティップ・ソングラシン（ムアントン・ユナイテッド／タイ代表）

“タイのメッシ”の異名を持つ、同国代表のアタッカー。W杯アジア最終予選の日本代表戦にも出場している。身長158cmと小柄の体格だが、対峙する相手に挑みかかる攻撃力旺盛な選手で、2013年には清水エスパルスの練習に参加したこともある。

　2017年7月に北海道コンサドーレ札幌に期限付き移籍することが決まっている。東南アジア圏の選手の獲得に積極的な札幌ということで、サポート体制も問題ないと思われる。Jリーグ初のタイ国籍選手ががどのようなパフォーマンスを見せるか注目される。










ファジアーノ岡山の木村正明代表【写真：海江田哲朗】





J1昇格PO決勝までたどり着いた岡山のクラブ代表

29位:木村正明（きむら・まさあき／ファジアーノ岡山代表）

　世界最大級の投資銀行ゴールドマン・サックスでマネージングディレクターを務め、2006年にファジアーノ岡山の代表に就任。同代表は「将来、日本一の市民クラブになりたい」という目標を掲げ、今シーズンは平均入場者数1万人突破を達成した。

　J1昇格プレーオフに進出するなどピッチ内で結果が出ていたことはもちろん、スタジアムに来てもらうために何をすべきか、リピーターになってもらうにはどうすればいいかを木村代表はじめクラブ全体で考え、実践したからこその成果だった。J1昇格を果たすことはできなかったが、ファジアーノ岡山の歩みが止まることはない。










ハンブルガーSVの酒井高徳【写真：Getty Images】





ドイツ1部HSVのキャプテンに就任した日本代表選手

28位:酒井高徳（さかい・ごうとく／ハンブルガーSV）

　日本代表SBとしてヴァイッド・ハリルホジッチ監督の信頼を獲得し、所属するハンブルガーSVでもキャプテンに指名されるなど2016年は彼にとって大きな1年となった。

　長友佑都、内田篤人といった経験豊富な選手が代表に戻って来れば、酒井のポジションも安泰ではなくなるが、彼らと対等に渡り合えるだけの実力は備えている。両サイドで遜色なくプレーできる点も貴重で、2017年も戦力としてハリルジャパンの助けとなることだろう。